越前市は20日、「本庁舎建設工事現場勉強会」を武生工業高等学校の都市・建築科建築コースの生徒を対象に開催した。
参加した生徒36人は工事内容の説明を受けた後、建設現場へ移動して見学。普段見ることができない大型建築物の建設現場の迫力を肌で感じた。
勉強会はこれからのモノづくりを支えていく青少年の育成のための取り組みの一環で、「人材が不足している地元建設業界の人材確保につなげたい」と市の担当者は話していた。
建設中の庁舎規模は制震S造6階建て延べ約1万2570平方メートルで、完成は19年10月末を予定する。
施工は建築の東工区が田中建設・北信建設・竹内工務店・三田村工務店JV。西工区がウエキグミ・キハラコーポレーション・ササキ工業・北日本建設JV。電気設備工事が河上電機・テラオライテック・道下電機・関本電設JV。空調設備工事がテラオライテック・正光設備・上野ガス・タケフ営繕JV。機械設備工事がアカホリ管工・板倉設備・未來住建JV。