愛媛県中予地方局は、整備を進めている国道378号三秋拡幅(伊予市)のうち、泉山橋の修正設計を復建調査設計松山支店(松山市)に委託し進めている。期間は2019年3月20日まで。同設計は00年に実施されていたが、道路改良計画の見直しにより本橋付近の歩道整備が取りやめとなった他、路肩の幅員が縮小され道路幅員が4b縮小されたことなどから修正を行うこととなった。修正前の橋梁概要は延長82b、幅員13b(歩道3・5b)。下部工は逆T式橋台2基、台座式橋脚2基、基礎工は直接基礎。上部工は鋼方杖ラーメン鈑桁橋。河川は畑川。
国道378号三秋拡幅事業の全体整備区間延長は3・7`(2車線、片側歩道、全幅員13b)。このうち2`は供用済みで、残るバイパス整備となる1・1`と前後取り合い0・6`の整備を進めている。場所は伊予市三秋地区。バイパス区間内には鋼構造物として現道を跨ぐ1高架橋の他、3橋梁の建設が計画されている。4橋梁の概要は伊予市側から泉山橋延長82b、高野川高架橋延長108b、畑川橋延長23・5b(プレテンション方式PC 単純T桁橋)、出口川橋12・2b。
提供:建通新聞社