高松市は、市民プールの今後の在り方を決定するための検討調査を2018年度に行う。このため9月補正予算案に委託料として1300万円を計上しており、26日閉会予定の議会で議決後、早期に外注に向けた準備に入る。
「高松市公共施設再編整備計画(案)1次」における廃止対象施設として評価されている同施設について、老朽度合いの現状を把握する。さらに、アンケートなどでの市民の意見も踏まえ、再整備や廃止、用途変更して活用するかなどの方向性を示した上でそれぞれの経費試算を行う。これらを、同プールの在り方を判断する材料として18年度内をめどにまとめる。
同施設は、1978年3月に総工事費1億7000万円の市費を投じ建設した流水プールと幼児用プールで構成する屋外レジャープール。
流水プールは、水面積815平方b(6b×136b、水深1b)、流水速度毎分36b、収容人員は約680人。中央に変形プール(少年プール)水面積194平方bがある。幼児用プールは、水面積182平方b、水深30a、収容人員は約250人。付帯施設として管理棟、サービス棟(更衣室・利用券売り場)、ろ過棟を備えている。
提供:建通新聞社