坂井市の「三国学校給食センター建設工事安全祈願祭」が19日、三国町楽円の現地で行われた。関係者約50人が出席する中、工事の安全と無事の完成を願った。
式では坂本憲男市長が鎌入れ、設計者の木下設計の木下賀之代表取締役が鋤入れ、施工者を代表して三越建設工業の濱野一志代表取締役が鍬入れを行い、工事の無事を祈った。
坂本市長は「小中学校と幼保園で別々の献立を提供できる」と話し、最新の設備による質の高いサービスに期待を寄せた。最後に施工者を代表して、三越建設工業の濱野社長が謝辞を述べた。
同センターの建設規模はS造2階建て延べ2950平方メートルで、最大3500食の給食を提供する。20年度からの供給開始を目指す。
施工は建築を三越建設工業・クラップJV、電気設備を三崎屋電工・石谷電機JV、機械設備を三和商会・山田設備JV、厨房機器を中西製作所がそれぞれ担当する。