日本工業経済新聞社(群馬)
2018/09/19
【群馬】雇用戦略本部を開催
第15回群馬県雇用戦略本部(本部長・大澤正明知事)が18日、県庁で開催された。県幹部のほか厚生労働省群馬労働局や民間団体のトップが集まり、中小企業・小規模事業者の働き方改革などについて意見を交わした。
大澤知事は冒頭「中小企業等がこれから働き方改革に対応するための課題や実効性のある対策について議論を深めていただく。皆さまの忌憚のない意見を伺いたい」とあいさつした。
議事は、働き方改革関連法案の説明から開始。時間外労働の上限規制や年次休暇の取得、正規雇用と非正規雇用の労働者間の待遇差改善などについて解説が行われた。
続いて、県の対応方針についての中間報告も行われ、周知啓発・相談対応のほか、設備投資への支援などの状況を報告した。
意見交換の中では、中小企業などに人材不足への危機感と働き方改革関連法案の施行に伴う不安の意見などが出され、解決に向けて意見交換を行った。