北海道建設新聞社
2018/09/19
【北海道】東15丁目屯田通が開通 本復旧へ被害要因など調査
北海道胆振東部地震で断続的な道路陥没が発生し、最大約4`で通行止めが続いていた札幌市東区の「東15丁目屯田通」が17日午後、応急復旧を終え、6日以来続いていた通行止めを全線解除した。本復旧に向け、札幌市建設局では被害要因などの調査を進める。
6日未明の地震を受け、北13条から北47条付近の約4`で、断続的な陥没や沈下による道路損壊が発生。通行に支障があるため安全の確認が取れた交差点を除き、全面で通行止めとした。
7日から仮復旧に着手し、安田興業、東亜道路工業、富士建設、三井住建道路、北舗、杉原建設、大同舗道の7社が、陥没や沈下箇所を砕石で埋め戻し、舗装を施した。
各社、手持ち工事が最盛期を迎える中、復旧を優先しながら、11日にかけて全線での通行可能な状況にまで復旧。完了区間から順次通行規制を解除し、17日午後5時ごろ、全面解除した。
同局は今後の調査で被害の要因と対策を整理する方針だ。