農林水産省中国四国農政局は、国営かんがい排水事業の「寺間地区」について、新規採択地区として2019年度から工事に着手する。
笠岡市の829fの畑地帯を対象に、排水機能や農業水利施設の維持・保全を図り、農業生産性の安定化を目指す。受益者数は210人。
現在、排水機場のポンプ原動機が損傷し、排水機能に支障を来している状態。その改修費として、寺間排水機場の建屋に9639万円、洪水排水ポンプ(NO.1〜4)に6億8742万円、電気設備・ゲート他に10億2570万円。工期は19年度〜23年度。施設の維持管理は笠岡市が担当する。
「提供:建通新聞社」