日本工業経済新聞社(群馬)
2018/09/18
【群馬】前橋市の都計道城東朝倉線について
前橋市は都市計画道路城東朝倉線について、JR両毛線高架下から国道50号手前までの約160m分の幅員狭小区間への対応を検討する。高架下から南側は文京町4丁目区画整理事業で整備。同区間の施工は未定となっているため、他区間が完了してもボトルネックになると指摘されている。
同線は城東町3丁目を起点とし、終点の朝倉町までの3390m、幅員15mの2車線道路とするもの。17年度末までの整備進捗率は63%。今回の区間は道路幅員が6〜7mと狭く、朝夕の交通渋滞の原因となる。
同線南側の施工は区画整理事業のなかで進めるが、完了予定は25年度と時間がかかる。前橋赤十字病院につながる重要な路線として認識されており、区画整理の事業効果を高めるためにも、早期の整備完了が望ましい。今後、地域の課題や地元住民の要望、各事業との関連性を考慮し、区画整備事業または街路事業として早期着手を検討していくとした。