県中部総合事務所は、はわい長瀬地区荒廃防止施設災害復旧工事を3工区分割で発注する。災害復旧費5億9300万円の大型土木工事で、入札は事務所と本庁。9月県議会で翌債措置が承認されれば開札する見通し。
湯梨浜町はわい長瀬地区の海岸沿いにある林地荒廃防止施設は、今年1月の冬期風浪によってコンクリートの防潮護岸や消波工が大きく被災するなどの災害が発生した。
各工区の概要は、1工区が防潮護岸工(コンクリート980立方b)は、消波工358基(新設と既設利用)のほか、仕切り工(鋼矢板)249b。2工区は、林地荒廃防止施設災害復旧工事と海岸防災林造成工事を合冊する。工事は防潮護岸のコンクリートが980立方b、消波工298基(新設と既設利用)、捨て石、被覆石工、天端被覆工などで、概算工事費は2億4000万円、捨て石、被覆石工、天端被覆工などで、概算工事費は1億7000万円。
また、3工区は防潮護岸のコンクリートが450立方b、消波工が377基(既設利用)、仕切り工(鋼矢板)161bのほか、捨て石、被覆石工、天端被覆工などで、概算工事費は1億8000万円を見込んでいる。
同事務所県土整備局では、3件とも土木工事として調達条件を決めることにしており、公告は事務所と本庁に分かれる。
日刊建設工業新聞