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　首都圏をはじめ、近畿、東海・中京圏などでマンション事業を展開している、プレサンスコーポレーション（大阪市中央区、山岸忍代表取締役）が金沢市下柿木畠で計画している「（仮称）プレサンス　ロジェ金沢新築工事」の建設概要が明らかになった。
　建設規模は、ＲＣ造１０階建て延べ８３６２・１５平方メートル（建築面積１１５４・５０平方メートル）。同社の「ロジェ」は、永住型ファミリーマンションとなり、１戸あたり約７４平方メートルで、戸数は３ＬＤＫや４ＬＤＫを中心に約７３戸を収容する予定。高さは３０・９５メートル。
　建設場所は、同市下柿木畠１番１５の一部で敷地面積は１９４５・９１平方メートル（現タテマチパティオパーキング）。工期は１１月初旬から２０２０年３月中旬を予定している。施工は村中建設、設計は同社名古屋支店一級建築士事務所（名古屋市中区栄）が担当。
　プレサンスコーポレーションの「プレサンス」は、英語のプレステージ（名声）と仏語のネサンス（誕生）を組み合わせたもので、１７年の分譲マンション供給ランキングでは近畿圏で８年連続１位、東海・中京圏でも６年連続のトップ、全国でも２位に付けている。
　金沢市内では新規のホテル開発が激しく、マンションデベロッパーは土地取得が困難になっていたが、同社のマンション開発が都心居住、街なか再生に大きく寄与するものと期待される。