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　県土整備部の２０１７年度優良業務表彰式が12日、県庁で開催され、測量等業務５００万円以上の３０７件の中から選ばれた優良業務16件を担当した建設コンサルタント10者が表彰された。
　17年度優良業務は、第１次選考で評価点92点以上の業務を抽出。その後、各県土など発注機関が難易度などを考慮して設計部門11件、測量等部門５件を最終選定し、ウエスコやアサヒコンサルタントら９社と１ＪＶが受賞を果たした。
　式典には優良業務を担当した管理技術者や照査技術者、コンサルの代表者ら30人が出席。山内政己部長が労をねぎらった後、「発注者と設計者、施工者が一体になってこそ、良質なインフラを整備する目標が達成できる。それぞれの気持ちになって業務を進めてほしい」とあいさつ。
　また、業界の担い手確保に向けては「しっかりと技術力を研鑽して部下に伝授してもらいたい」と協力を求めた。
　表彰状の授与後、受賞者を代表してジーアイシーの田栗信昭社長は「今回の受賞は担当技術者のみならず、発注者や自社スタッフら多くの方々が懸命に努力した結果だ」と強調。その上で「これからも専門業者としての自覚と勇気、情熱を持って地域社会の発展に貢献していきたい」と決意を述べた。

日刊建設工業新聞