水倉組(水倉直人代表取締役)は11日、18年度安全大会を弥彦村の四季の宿みのやで開いた。労働災害撲滅を目指し、一丸となって事故ゼロに取り組むことを誓った。
この日は同社と協力会社から約200人が集まった。あいさつに立った水倉社長は「この夏は大変な猛暑だったが、熱中症などの労働災害はなかった。皆さんが防止対策を徹底したおかげ」とたたえ、「安定した企業経営のためには、積極的な安全衛生活動による安心して働ける職場環境の形成が不可欠。大会を契機に、関係者一丸となって事故撲滅に尽力いただきたい」と呼び掛けた。
続いて、第65期安全表彰として安全優良工事3件、安全優良個人7人、安全優良協力会社1社、安全優良運転者2人に水倉社長が表彰状を授与。安全管理に関する発表では、原嘉雄安全品質環境室長が事故の発生状況と防止に向けた取り組みについて、事例を交えながら重点施策を紹介した。また、主要地方道新発田津川線白川バイパス道路改良(その2)工事の清田美之現場代理人が、安全対策と創意工夫について解説。新潟県労働衛生医学協会の大西金吾常務理事による記念講演も行われた。最後に、従業員を代表して早川直樹氏が安全の誓いを読み上げ、参加者全員が事故ゼロへの決意を新たにした。