県は11日、7月豪雨対策を中心とした9月補正案142億4900万円をまとめた。18日開会の9月定例県議会(〜10月15日)に提出する。補正後の一般会計予算総額は3624億9000万円となる。
9月補正案のうち7月豪雨関連は123億3300万円で、先議議案として25日に可否決定される。
公共事業費に119億3500万円を盛り込んでおり、内訳は道路や河川、砂防の公共土木施設被害の復旧費に104億6000万円、耕地災害復旧費に3億3700万円、林道施設災害復旧費に5億5400万円。
単県斜面崩壊復旧や小規模砂防施設新設費はそれぞれ4000万円を追加した。
また、6月の大阪府北部地震に関連し、民有地にあるブロック塀の撤去改修費の補助に1000万円、県有施設のブロック塀対策に8300万円を計上した。
このほか、昨年9月の台風18号によって浸水した鳥取市河原町渡一木地区では、大井手川のかさ上げ改修に3900万円を充てる。
日刊建設工業新聞