トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設新聞社
2018/09/11

【東北・青森】教育施設・総合設備JVを特定/弘前大附属病院病棟新営の基本設計プロポ

 弘前大学は10日、公募型プロポーザル方式により選定を進めていた青森県弘前市にある弘前大学医学部附属病院病棟新営その他基本設計業務の委託者を教育施設研究所・総合設備計画設計共同体に特定した。
 参加者は、教育施設研究所・総合設備計画設計共同体、梓設計、石本建築事務所、伊藤喜三郎建築研究所、岡田新一・織本構造設計・テクノ工営設計共同体、佐藤総合計画。
 病棟新営に係る基本設計業務で、設計概要は建築設計と電気・機械設備設計となる。履行期限は2019年3月29日まで。
 今回の計画は、青森県唯一の特定機能病院として、診療密度が特に高い医療を提供する高度急性機能を担う医療機関に対応するために新病棟を整備するもの。建設用地は弘前市本町53番地内の弘前大学本町団地構内にある弘前大学医学部付属病院の敷地5万5693平方bの一角で、現在、臨床講義棟と臨床研究棟がある場所。
 計画によると、施設を2期に分けて建設するもので、1期が臨床講義棟と渡り廊下等を取りこわした跡地にSRC造地下2階地上9階建て、延べ1万8240平方bで整備。2期が臨床研究棟を取りこわした後にSRC造地下2階地上5階建て、延べ8309平方bで建設、合計延べ床面積は2万6540平方bを想定している。
 整備スケジュールは、19〜22年度までで新病院1期整備を行い、23〜26年度で移転・準備整備、27〜29年度で新病棟2期整備を実施する。

 提供:建設新聞社