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　日高村は、新庁舎建設に伴う基本設計が完了し、引き続き大建設計（大阪市）・艸建築工房（高知市）ＪＶで実施設計に着手した。２０１９年度当初予算に建築工事費を計上し、同年度早期の発注を目指す。
　新庁舎は１・２階が鉄筋コンクリート造、３階が木造の混構造３階建て延べ約２５４２平方�b。現庁舎の北側に建設し、完成後に現庁舎を解体、34台程度の駐車場を設ける。解体する現庁舎は北棟と南棟の計１１５１平方�b。建築工事費は約13億円を見込むが、現在進めているボーリング調査の結果によって免震構造が必要となれば変動する可能性がある。また、外構では駐車場の下に60�dの防火水槽と40�dの上水飲料受水槽を埋設する。設備の一括／分離など発注形式は検討中。工事期間は１年半程度かかる見通し。
　庁舎建設と関連して行われる仁淀消防分署および中央分団屯所整備（事業主体は仁淀消防組合）については、屯所は改築するが、消防分署は改修案が出ており今後、耐震診断を行い建て替えか補強かを判断する。新庁舎に合築される商工会館と就業改善センターは工事中の資材置き場として活用するためできれば先行発注したい意向だが、消防日高分署の方針によっては一括解体したいため現時点では流動的。商工会館跡は役場の駐車場、就業改善センター跡地は消防の駐車場を設ける。

提供：建通新聞社