日本工業経済新聞社(群馬)
2018/09/10
【群馬】群建協前橋市が2018年度安全大会
群馬県建設業協会前橋支部(三原豊章支部長)と建設業労働災害防止協会群馬県支部前橋分会は5日、前橋問屋センター会館で第28回建設業前橋地区安全衛生大会を開催した。前橋地区公共工事安全対策推進協議会と共催で実施されたもので、会員や来賓を合わせて200人以上が参加。業界の労働災害の撲滅に向けて、不安全行為の是正や職場環境の改善などを確認し合った。
会の冒頭、あいさつに立った三原支部長は「下半期からは各社の仕事量が増え、労働災害のリスクも高まる。気を引き締めて防止に努めてほしい」と参加者に呼び掛けた。来賓には山本龍前橋市長や永田卓也厚生労働省前橋労働基準監督署長、山口治県前橋土木事務所長、田中圭一郎前橋警察署長などが臨席。それぞれが労働災害防止に向けた活動を続けて欲しいといった旨のあいさつした。
その後には前橋労働基準監督署の木村正義安全衛生課長による「建設業の労働災害防止について」と題した研修会を実施、業界内で頻発する墜落事故の防止策について学んだ。最後は同支部の村田静雄安全衛生委員長が大会決議を読み上げ、より一層防災意識を高めた。