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　上越市ガス水道局は７日、新庁舎新築工事基本設計を明らかにした。
　春日山町３丁目地内の春日謙信交流館南側に隣接する市有地に、新たな庁舎を建設するもの。規模はＳ造３階建て延べ２５９２・１平方メートル（屋上階あり、一部平屋建て）。設計に当たり、基本計画に掲げる、利便性の確保、非常時・災害時対応、セキュリティ対策の向上、事業ＰＲの推進、経済性・経営への配慮、環境への配慮の６項目に基づき、機能的かつ効率的な庁舎を目指した。
　１階は延べ１０６０平方メートルとし、体感型展示コーナー、車庫、料金センターなどが入る。２階は延べ７５０平方メートルを確保し、建設課執務室、維持管理課執務室、書庫などを配置。３階も延べ７５０平方メートルとし、災害対策室、管理者室、局長席などを設ける。これらのほか、駐車場は７８台分を整備する。
　今後のスケジュールを見ると、１８年度は地質調査、関係法令手続き・調整、実施設計を進める。その後、１９年９月頃から本体工事（庁舎建設、各種設備工事、外構工事、工事監理）に着手し、約１年間で整備を推進。２０年度下半期の移転を目指す。概算事業費については、全体で約１１から１３億円を想定している。
　設計は大雅建築設計事務所（上越市北城町）が担当。