建通新聞社
2018/09/07
【大阪】最優秀に山下設計 はびきの医療C基本設計
大阪府立病院機構は、「大阪はびきの医療センター建設基本設計」の公募型プロポーザルを行い、最優秀提案者を山下設計関西支社(大阪市中央区)に決めた。参考見積もり金額は7324万円。今後、2018年度内に基本設計を完了し、19〜21年度にデザインビルド方式により整備する予定だ。
新病院の延べ床面積は、外来部門2575平方b、病棟部門7926平方b、診療部門4641平方b、その他1万8319平方bの計3万3461平方b。建設地は羽曳野市はびきの3ノ7ノ1。
建物は免震構造とし、地下1階地上8階建てで構成。地下には搬入ヤードや霊安・解剖室、1〜2階に外来・救急部門、3階に手術室やICUなど、4〜8階にNICUや分娩室を含む病棟を配置する。病床数は405床(一般・第2種感染症・結核)を想定。駐車場は650台分を見込む。
概算事業費は約162億円を見込む。内訳は工事費が約130億5000万円、設計費などが約6億5000万円、撤去費が約15億1000万円、医療機器が約10億円。
プロポーザルには山下設計の他、横河・新日本設備設計共同体、伊藤喜三郎建築研究所大阪支店、大建設計、昭和設計の計5者が参加していた。次点は大建設計だった。