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建通新聞社四国
2018/09/07

【愛媛】愛媛県 7月豪雨災害の2回目査定結果

 愛媛県は、「平成30年7月豪雨」で被害を受けた公共土木施設の査定(2回目、2018年第3次)結果をまとめた。それによると、県内401カ所の被災箇所を査定し、約44億円の復旧金額が確定した。被災箇所のうち緊急対応性が高い箇所は復旧工を発注済みのものはあるが、大半は今後予算配分され、発注作業に移る。
 災害査定は8月27日から31日まで5日間の日程で行われた。国土交通省本省、四国地方整備局、財務省四国財務局の災害復旧担当者が県内9市8町、401カ所を査定した。復旧金額は県管理分が305カ所で39億5700万円、市町管理分は96カ所で4億4500万円となった。
 査定結果の内訳は、河川が179件の22億4900万円、砂防が35件の4億7700万円、道路が183件の16億3900万円など。7月豪雨分のみの前回からの累計は433件、46億0100万円。
 県管理の主なものを見ると、中予地方局(松山市)では47カ所の7億5600万円、南予地方局(宇和島市)は38カ所の3億5900万円、今治土木は38カ所の3億8500万円、大洲土木(内子町)は30カ所の3億7700万円など。
 市町管理では砥部町が15カ所の1億0200万円、伊予市が15カ所の9600万円など。
 第4次査定は9月18日から21日までの日程で予定されている。

提供:建通新聞社