日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/09/05
【埼玉】関東整備局が補償などテーマに用地セミナー
関東地方整備局は3日、さいたま新都心合同庁舎2号館で2018年度第4回用地行政3アップ連続セミナーを開催した。今回のテーマは営業補償・公共補償・事業損失で、用地部職員が講師を務めた。
冒頭、曽雌幹夫用地調整官は「これまで培ってきたノウハウを生かしセミナーを開催している。用地経験の浅い職員でも、職務の合間を縫って1日1テーマのセミナーを受講すれば用地取得業務に必要な基礎知識をトータルに習得できる。用地取得の円滑化につながるよう、営業補償・公共補償・事業損失の基本的な考え方をご理解いただきたい」と述べた。
セミナーではまず、営業補償について流れや調査方法、補償費の算定方法などを1時間にわたって紹介。休憩を挟んで公共補償の範囲や対象、各費用の算定方法などを説明したほか、事業損失の処理状況や認定要件、留意事項などを紹介した。