日本工業経済新聞社(埼玉)
2018/08/29
【埼玉】さいたま市の天然芝ラグビー場がW杯控え完成
さいたま市が補助金を交付して桜区の民間スポーツ施設「レッズランド」で整備を進めていた天然芝ラグビー場が完成し、26日に記念イベントが開かれた。市は2019年に開催されるラグビーワールドカップでロシア代表の公認キャンプ地に決まっている。ラグビー競技の普及・発展に向けて、改修工事を行っていた。
イベントは市と一般社団法人レッズランドが主催。関係者のあいさつやテープカットといった完成セレモニーの後、地元ラグビーチームに所属する小学生の交流会が行われた。
他公務により出席できなかった清水勇人市長は「世界に対し『スポーツのまち・さいたま市』をPRし、市民や関係者の皆様とワールドカップをを盛り上げていきたい。このグラウンドでさまざまな年代のラガーマン、ラガーウーマンたちが楕円の球を追いかけ、世界に羽ばたくプレーヤーが育っていくことを大いに期待したいと思います」とのあいさつを寄せ、高橋篤副市長が代読した。
市はワールドカップの日本開催を機会に、国が定めるガイドラインへ適合したグラウンドを市内に整備するため、レッズランドへ補助金を交付。公認キャンプ地として代表チームの受け入れも決まり、同法人が5月からサッカー場の一部を改修して天然芝やラグビー用ゴールポストの整備を進めていた。