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　県甲賀土木事務所は、県道渋滞解消対策事業の一環として計画している甲賀市水口町伴中山地域を通る県道水口竜王線の交差点改良工事について、早期の工事発注に向け関係機関との調整を進めている。
　現在、地元の理解・承諾を求めている段階で発注時期は未定。地元から整備要望の声が多い案件であることから、早期の予算化を目指している。
　計画では、伴谷小学校の通学路であり、水口工業団地へのアクセス道路も兼ねる県道水口竜王線の伴中山地域にある伴中山北交差点を道路改良し、交通利便性を向上させる。
　同交差点は、県道泉日野線（幅員7�b×1車線）と県道水口竜王線（幅員7�b×1車線）が交差する箇所で、近隣には水口交流センターや伴谷公民館などがあることから、地域住民の利用が多いだけでなく、日野から水口へ流入する路線として活用されており、通勤・通学の時間帯は特に慢性的な渋滞が生じている。同交差点が完了すれば、安全面が向上することから早期完成が望まれている。
　設計業務は、既に湖北エンジニアリング（長浜市）に委託済み。

提供：滋賀産業新聞