秋田不動産サービス株式会社(秋田市中通五丁目1の51、久米田和太郎代表取締役)が入札した「秋田版CCRC拠点整備事業(中通二丁目地区優良建築物等整備事業)施設建築物新築工事」(1日付1面掲載)は、福田組の落札が決定した。入札には3社が応札した。県内業者とJVを組成し、今月13日に起工式を行う。同日には建築確認も下りる見通しで、14日に着工する。総事業費は約30億円で、平成32年10月の完成を目指す。
新しいビルは北都銀行秋田駅前支店と秋田信用金庫秋田駅前支店の所有地(秋田市中通二丁目5の1ほか)に鉄筋コンクリート造地上17階・地下1階建て、延べ床面積約7,900u規模で建設。
地下は受水槽などの設備、1階は北都銀行や秋田信用金庫、2階から4階は秋田不動産サービスが商業・業務施設としてテナント貸しする予定。5から17階は60戸の分譲マンションで、5階には住戸のほかにラウンジも設ける。設計はアールアイエー・草階設計JVが担当した。
このうち、分譲マンションは「住宅保留床取得者基本協定書」を締結している株式会社大京、秋田不動産サービス、ミサワホーム株式会社が共同で10月下旬以降に販売を開始する予定。
提供:秋田建設工業新聞社