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　県土整備部は３日までに、２０１７年度の優良建設工事施工者を選定する事務手続きに入った。工事成績点上位リストを各発注機関に照会。今月18日までに推薦調書を提出するよう求めた。10月中に優良施工者を決定する。
　審査対象は17年度内（17年４月―18年３月）に完成検査を終えた請負対象設計金額５００万円以上の建設工事約９００件。基本的に成績点上位を優先して絞り込み、表彰件数は50件以内とする。
　本紙がまとめた17年度工事成績の集計では、上位から86点が２件、85点が10件、84点が20数件を確認しており、まずは84点以上30数件が候補の対象に挙がるとみられる。
　加えて、各発注機関の長による「特別推薦枠」があり、84点に届かなかった現場でも候補に浮上する可能性が残されている。このため表彰件数は30件―40件の範囲内となりそうだ。
　同部は今18日に各発注機関から提出された推薦書をまとめて最終チェック。10月中旬にかけて優良施工者ととともに優良技術者を決定し、11月上旬で日程調整中の「住みよい県土づくり表彰式典」で知事表彰する。

日刊建設工業新聞