高知市は、小中学校にあるブロック塀やレンガ塀を撤去し、安全なネットフェンスなどへの改修を進めるため、9月補正予算案に工事費8255万円と設計委託料1245万円を計上している。当初予算に計上済みの6500万円と合わせ、7校の工事と28校の設計を10月以降順次発注、外注する。
6月18日に発生した大阪府北部地震により、小学校のブロック塀が崩れ小学生の女児が亡くなったことから、市は6月25〜29日に緊急点検を実施した。その結果に基づき、危険な状態で道路に面しているブロック塀を優先的に改修する。
工事を実施するのは、江ノ口小、秦小、長浜小、春野西小、城西中、愛宕中、城北中。設計を実施するのは、江陽小、旭東小、初月小、一宮小、一ツ橋小、介良小、朝倉第二小、神田小、一宮東小、高須小、鴨田小、潮江小、潮江東小、小高坂小、昭和小、長浜小、三里小、朝倉小、春野東小、はりまや橋小、潮江中、城北中、春野中、三里中、介良中、青柳中、西部中、城西中。
今回、設計を実施する箇所については、2019年度当初予算や補正予算で工事費を計上し、19年度末をめどに全ての工事を完了させる予定。
提供:建通新聞社