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北陸工業新聞社
2018/09/01

【新潟】10月ごろに工事公告へ/医療系学校開設懇談会で報告/三条市 

 三条市は8月31日、第7回医療系高等教育機関の開設に係る懇談会を開き、20年4月の開校に向けた今後のスケジュールについて説明した。
 会では、運営事業者であるNSGグループの担当者が、看護学科と歯科衛生士学科の教員および臨地実習先確保に向けた進ちょく状況を報告。続いて市の担当者が9月補正予算案に債務負担行為を設定し、承認されれば10月ごろにも工事を公告する考えを示した。委員からは、「看護学科の臨地実習先の確保に向け、ある程度のめどが立ったのは良かったと思う」などの意見が出された。
 上須頃地内で計画する建物の規模はS造2階建て延べ3993平方メートル(管理関係施設1463平方メートル、教員研究室139平方メートル、教室2220平方メートル、図書室171平方メートル)を想定。工事は建築本体、電気設備、機械設備の3分割で発注を検討。12月議会で工事請負承認を諮り、年明けにも着工したい考えだ。
 施工場所は、県が整備する県央基幹病院の近接地農地2万8500平方メートル。同じ敷地内では実学系ものづくり大学(校舎棟がS造4階建て延べ1万4417平方メートル、体育館がS造2階建て延べ1264平方メートル、概算工事費62億円)も予定され、隣接地ではイオンリテールの進出が計画されている。
 医療系高等教育機関とものづくり大学の設計は佐藤総合計画(東京都墨田区)が担当。

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