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建通新聞社(岡山)
2018/09/03

【岡山】駅前町1丁目地区市街地再開発準備組合 JR岡山駅前商店街に隣接した同地区約1・4fを対象に再開発事業を計画

 【岡山市北区】駅前町1丁目地区市街地再開発準備組合(若林昭吾理事長)は、岡山市北区のJR岡山駅前商店街に隣接した同地区約1・4fを対象に再開発事業を計画している。2019年度早々の都市計画決定に向けて、野村不動産・JR西日本不動産開発・奥村組JVの事業協力を得ながら準備を進めている。岡山市が8月30日に開かれた建設委員会で都市決定に向けた報告を行い、今後県との事前協議、公聴会や案の公告縦覧を経て、18年度内に岡山市都市計画審議会での承認を目指している。都市計画決定後、事業認可、権利変換手続きなどを行い、早ければ3年後の着工、工期3カ年程度で建設する見込み。
 同地区は、商業的にも交通面においても好条件にある建ぺい率80%、容積率600%と500%の商業地域。映画館の岡山メルパや貸しビルなどがあるが、敷地の大半が小規模で老朽・密集した建築物や狭あいな道路など土地の有効活用、高度利用が図られていない状況から再開発を行い土地の有効利用を図る。
再開発ビルは、JR西日本系列の都市型ホテルが核テナントとして進出を検討しており、18階建てのホテル棟(客室200室以上)、32階建てのマンション棟、6階建ての駐車場棟の3棟の建設を構想。延べ面積は8万3500平方bを見込んでいる。いずれの棟も低層階には商業施設などが入居する予定。
 事業推進コンサルタントは、ユーデーコンサルタンツ(大阪市中央区)。

「提供:建通新聞社」