京都市は30日、梅小路公園に計画の「賑わい施設」の設置事業者の公募スケジュールを市会まちづくり委員会に報告した。
下京区の梅小路公園内の七条入口広場東側の敷地約1200uを活用し、民間事業者による新たな賑わい施設を設置する計画。計画地の用途地域は準工業地域(建ぺい率60%、容積率200%)。高度地区は20m第3種高度地区。
事業者選定には公募型プロポーザル方式を採用する。
募集する施設は、都市公園法上の公園施設のうち、@(便益施設)飲食店、売店、便所(便所については、女子便所には洗面所とは別に化粧スペースを併設すること)A(休養施設)休憩所(無料)。@及びAの施設は設置を必須とする。また公園利用者の利便性向上や梅小路公園周辺地域の活性化につながる施設に限り、@及びAの施設への合築を可能とする。
主な応募資格は、賑わい施設の設置と運営を行う意思のある法人。
設置許可期間は当初は設置許可日から33年3月31日まで(予定)とし、その後は3年更新とする。事業期間は概ね20年間とする。
募集要項の配布は9月7日から。現地説明会は9月18日。応募書類の受付は11月5日から11月9日まで。
11月頃に事業者選定部会を開催し、12月頃に設置許可候補事業者を選定する。31年1月頃に協定書の締結を予定。設置許可書の発行は30年度中、賑わい施設の開業は31年度中を目指す。