小山町は、新東名高速道路(仮称)小山パーキングエリア(PA)周辺地区土地利用事業を進めるため、公募型簡易プロポーザル方式で企画提案を募集し事業候補者を選定した結果、東和不動産(名古屋市中村区)と坪井工業(東京都中央区)に決定、27日に町役場で開発基本協定の締結式を行った=写真。
造成工事着手は2019年4月、建築工事完了は21年3月、営業開始は21年4月を見込む。
同周辺地区の所在地は大御神字小玉沢106ノ1他。面積は約27f。現況は山林や原野で、市街化調整区域(建ぺい率60%、容積率200%)。事業概要は、富士スピードウェイの観光資源を有効に活用し、モータースポーツ関連産業を核とした土地利用を中心に、宿泊施設、地域振興施設、国際文化交流施設などを設置するもの。
町内では2020年に新東名高速道路が開通、同PAが整備され、その上下線に(仮称)小山スマートインターチェンジが設置される。事業地は静岡県内陸フロンティア推進区域に指定されており、PAに隣接している交通の利便性を生かして、富士スピードウェイの「門前町」として、同町が事業主体となってモータースポーツ産業を先導する土地利用事業を推進する。
提供:建通新聞社
(2018/8/29)
建通新聞社 静岡支社