徳島市は23日、一般会計に5億0561万円を追加する2018年度9月補正予算案を明らかにした。当初からの累計額は972億3705万円で、前年同期比1・5%増(額にして14億6089万円増)。この他特別・企業会計には水道事業会計(資本的支出)に2926万円を追加するなどした。
重点施策別補正予算案の主なものは、「つなぐ」まち・とくしまの実現に地域密着型高齢者福祉施設スプリンクラー整備費補助119万円や認定こども園整備事業費1708万円など。「まもる」まち・とくしまの実現に市所有施設のブロック塀等の撤去およびフェンス等の整備費2億5136万円など。「おどる」まち・とくしまの実現に県営事業負担金(広域農道・湛水(たんすい)防除・街路)1億4373万円など。
この他、債務負担行為補正で大松幼稚園と大松保育所および方上保育所を統合し、幼保連携型認定こども園を整備するための事業費について、19年度限度額6億6192万円の補正(追加設定)も提案する。
また、水道事業会計に追加する2926万円は、水道局庁舎整備基本計画策定および前川分庁舎(旧館)の使用中止に伴う仮倉庫借上費など。補正予算案は9月6日から開会を予定する定例市議会に上程する。
提供:建通新聞社