小松島市産業建設部競輪局は、小松島競輪場の将来を見据えて、競輪ファンはもとよりスポーツ施設として広く市民が楽しめるファミリーサイクルパークの整備を目指した「施設整備調査業務」の委託先を公募型プロポーザルで選定する。委託予算の上限は1000万円(税込)。関係書類配布は8月31日まで、参加表明書提出期限は9月7日午後5時まで(必着)。
参加資格は最近5年間で競輪事業の整備計画策定や調査等の受託実績など。技術提案書の提出期間は9月10日から同25日午後5時まで。技術提案書のヒアリングを行う審査委員会は10月4日午前10時開始予定(詳細は後日通知)で、プレゼンテーションと質疑応答を行う(非公開)。
今回委託する調査業務の期間は19年3月20日まで。「単なる競輪競技場の整備という概念を取り払い」、施設整備に係る調査、現状の課題等を整理、今後の方針となる施設整備基本計画(案)の資料収集を行う。
小松島競輪場は近年、施設の老朽化が進んでいる。メインスタンド(一部)は鉄骨造3階建て延べ1139平方b(1973年完成)など現在、維持・管理に伴う費用、清掃・警備業務の非効率化、補修時の部品調達問題が生じている。
提供:建通新聞社