大崎町は、PFI事業で実施する「スポーツ交流施設整備事業(仮称)」の公募型プロポーザルの結果、優先交渉権者にユーミーコーポレーションを代表企業とするOTCグループを選定した。構成企業は財宝、久徳建設、小野設計、山下幸男建築設計事務所。予定価格は2億6992万8000円で、提案金額は2億6894万5720円(いずれも税込み)だった。
事業への応募を表明したのは同グループのみ。このほど、PFI事業者選定委員会が開催され、その内容等について審査し、同グループに決定した。
同事業は、県が整備するトレーニング施設と連動して進め、隣接する旧菱田中学校の跡地(約2万u)に合宿・宿泊・商業施設等の拠点施設を整備するもの。県施設の管理者が決定したあとに計画を進めるとし、先行して消防分団詰所新築に着手する。
今後のスケジュールは、同グループと近く基本協定を結び、9月議会の承認を経て同下旬にも事業を開始。19年7月に消防分団詰所を引渡したあと、20年3月に施設本体の引渡し・落成式を予定しており、4月の供用開始を目指す。