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鹿児島建設新聞
2018/08/28

【鹿児島】鹿児島港本港区エリア検討/7者が提案書

 鹿児島港本港区エリアまちづくり検討委員会(委員長・宮廻甫允鹿児島大学名誉教授)の第2回会合が30日午前10時から、鹿児島市のホテルウェルビューかごしまで開かれる。鹿児島港本港区エリアまちづくりに関する民間提案公募に県内2者、県外5者の計7者が参加表明を行っていたが、15日までに7者とも提案書を提出。検討委でその内容等について協議する。
 対象地域は北ふ頭、南ふ頭、ドルフィンポート敷地、住吉町15番街区等を含む計約30ha。本港区エリア全体や南ふ頭を除外したケース、住吉町15番街区を個別開発するケースのうち、いずれかを選択できる。
 配慮事項は、既存公共機能(港湾・交通等)の確保や観光客などの一般利用と港湾機能の両立をはじめ、市電延伸等を踏まえた周辺地区とのアクセスなど。
 事業化の基本的な考え方は、事業スキーム(売却・定期借地権方針外)、官民の役割分担、必要な土地利用規制等の緩和、概算投資規模、資金計画の考え方−など。
 今後のスケジュールは、9月ごろからのサウンディング調査を含めた策定期間に約5カ月を見込み、その間に民間業者の応募状況や対話の進展具合、提案内容等を検討状況に応じて委員会を開き、18年度末の基本構想策定を見込む。
 その後、19年度以降に事業予定者を募集して、ドルフィンポートの定期借地権が切れる20年6月をめどに事業化を図りたい考えだ。

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