福井県は、一般県道福井森田丸岡線の坂井市春江町中筋〜沖布目間について、18年度からの新規事業として着手した。全体事業費は38億円で、21年度の着工、25年度の完成を予定している。
事業延長2060メートルで、幅員は21・25メートル(4車線)。今年度は調査測量設計を進める。予備設計は平和ITC、測量は林田調査設計がそれぞれ担当する。
同路線は、福井市の国道416号を起点とし坂井市春江町沖布目で地域高規格道路の福井港丸岡インター連絡道路に接続する幹線道路。現在、国道8号をはじめとする幹線道路においては、朝夕の通勤・通学等の時間帯に交通渋滞が発生している。同事業により、九頭竜川渡河部で発生する交通渋滞を緩和し、嶺北北部地域における物流および交流の活性化を図る。