静岡県は、森の力再生事業の2018年度計画として、人工林再生と竹林・広葉樹林等再生の2事業に総額10億3400万円の補助金を投じ、延べ1188fの整備を促進する。
森の力再生事業は第1期の整備効果を評価され、事業の財源となる「森林(もり)づくり県民税」が延長されて事業が継続された。16年度から第2期計画の10年間がスタートし、18年度はその3年目となる。16〜17年度の実績見込みは、2186f、事業費19億2800万円。全体計画に対して面積で進捗率19・5%となった。
3年目となる18年度の計画は、県内全体で1188fの整備を促す。人工林再生整備事業が1163f、竹林・広葉樹林等再生整備事業が25f。事務所別の計画は、賀茂農林管内が85f、東部農林管内が223f、富士農林管内が95f、中部農林管内が265f、志太榛原農林管内が202f、中遠農林管内が149f、西部農林管内が169fとなっている。
18年度第1回の静岡県森の力再生事業評価委員会では、17年度事業分の評価対象箇所の選定、事業実施箇所のモニタリング結果の報告などが行われた。評価対象箇所の選定では、17年度実施145カ所のうち22カ所を選定した。
提供:建通新聞社
(2018/8/24)
建通新聞社 静岡支社