長野広域連合は、「仮称・長野広域連合B焼却施設」建設工事の工事請負事業者をクボタ環境サービス・守谷商会特定建設工事共同企業体に決定したことを8月23日公表した。請負代金額は85億3880万円。
同施設は、千曲市屋代中島にある約3万u敷地に建設する計画で、概算事業費は、2021年4月から20年間にかかる運営委託費を含め163億円。処理方式はストーカ式焼却炉・灰溶融(燃料)方式を採用。焼却炉100t/日(50t/日・2炉)、灰溶融炉10t/日が1基)を持ち、可燃ごみや可燃性粗大ごみなどの一般廃棄物や資源化施設から排出される可燃残さを処理対象物としている。発電効率12.0%以上の高効率発電により施設内外へ熱供給を行う余熱利用を計画する。
【建築物の概要】
工事棟:RC造一部S造5階、延べ9706u
管理棟:S造3階、延べ1535u
エネルギー活用施設:RC造平屋、延べ451u
提供:新建新聞社