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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/08/23

【群馬】群馬県建設業協会は第2回ICT土工フォローアップ研修を開催

群馬県建設業協会(青柳剛会長)は21日、群馬建設会館で2回目となるICT土工研修に関するフォローアップ研修を開催した。i-Constructionの取り組みや最新技術の紹介などが行われた。
冒頭、青柳会長は「今年度は、このフォローアップ研修をはじめ、リカレント研修など会員企業の皆さんがスキルアップするための具体的な仕掛けを着実に仕掛けていこうと思っている」と意欲を述べ「今年は生産性革命、深化の年であり、より一層生産性の向上を図っていくということだが、具体的には幅広くICT活用施工を展開し、定着をさせていくことである。昨年度群馬県で行った全工程を学べるICT活用施工は、その後茨城県などで同様のモデルで研修がスタートし、広がりをみせているところである。生産人口の減少と共に全産業を挙げて生産性の向上に取り組んでいるところでだが、大きな目標として省人化に絞り込んだ建設業の生産性向上は製造業など他産業の生産性の向上と若干異なるところがあるといった視点も大事な点であると思っている」とあいさつした。
i-Constructionの取り組みについては国土交通省関東地方整備局企画部の加藤貞夫氏が同整備局における取り組みについて説明し、群馬県におけるICT活用工事の取り組みについては県県土整備部建設企画課の黒澤由昇氏が説明を行った。
最新技術の紹介では群馬工業高等専門学校環境都市工学科の先村律雄教授がマルチGNSS衛星と受信機、クリーンデータの半谷一晴代表取締役は最新のGNSS受信機と実用例をテーマにそれぞれ説明した。
この後、日本マルチメディア・イクイップメントの高田守康代表取締役がコーディネーターとなり、i-Constructionに関する現状の達成水準や達成水準に係る課題、課題解決ノウハウなど、実務的に役立つ知識・知見に関して意見交換を行い、参加者は情報共有を行った。