トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2018/08/23

【神奈川】厚木市 ふれあいプラザ再整備でPFI検討

 厚木市は、ふれあいプラザ再整備計画案を明らかにした。ふれあいプラザは、環境センターの余熱を利用した公共スポーツ施設で、プールやスポーツジムなどで構成。「厚木市スポーツ施設整備推進計画」の中で「新ごみ中間処理施設の整備に併せて施設の整備計画を検討」するとしていて、新ごみ中間処理施設の稼働が2025年に予定されていることから、早期の整備計画策定を目指している。整備手法はPFIによる建て替えを計画しており、18年度にPFI導入可能性調査などを経て決定する。
 PFI手法を選択した場合、19、20年度に実施方針などを作成し、民間事業者の選定などを行う。21〜23年度には設計・工事から供用開始まで進めたい考えだ。
 既存施設の規模は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造地下1階地上2階建て延べ4537平方b。温水プールは一般用25b×8コース、子供用135平方b、幼児用90平方bの三つ。その他、浴室、健康ルーム、大広間などが設置されている。駐車場は94台分。
 再整備に当たり「市民の憩いやにぎわいを創る健康増進拠点」をコンセプトにする。プールは将来廃止する市営水泳プールの受け皿として機能を賄う他、プールサイドを縮小し、親子で楽しめるプールやジェットバスなどを充実させる。
 浴室は洗い場を現行より広くし、ジェットバスなど数種類の浴槽を設ける。
 その他、軽食コーナーや足湯の設置を検討していく。また、新たに地域の防災拠点としての機能を付加し、多機能化を図る方針だ。
 新施設の規模は延べ床面積が現施設(4537平方b)を大きく超えないこととする。
 所在地は厚木市金田1156。敷地面積6309平方b。
 指定管理者は、ふれあいプラザ共同事業体(シンコースポーツ、和光産業の2社JV)が、21年3月31日まで担当している。

提供:建通新聞社