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北陸工業新聞社
2018/08/23

【福井】エイト日本技術開発を選定/鯖江広域衛生組合ごみ焼却施設等構想など 

 鯖江広域衛生施設組合(鯖江市西番町)は22日、公募型プロポーザルで選定作業を進めていた「ごみ焼却施設等整備基本構想・循環型社会形成推進地域計画策定業務委託」の審査結果を公表した。契約候補者には、エイト日本技術開発(福井事務所)が選定された。
 老朽化が顕著なごみ焼却施設など「鯖江クリーンセンター」の改築を視野に業務を策定する。11日に審査会を開催し、事業者から提案書の審査および提案に関するヒアリングを実施を経て選定。基本構想からごみ焼却施設等稼働まで具体性のある期間短縮、競争性を確保することによるコスト削減、現施設敷地での有効的な計画など積極的な提案に加え、事業推進のため多くの専門技術者を配置し、真剣に取り組む姿勢などが高評価につながった。提案見積額(税込)は1233万6800円。委託期間は19年9月30日まで。
 仕様書によると、日野川沿いの現在地での建て替え(現施設を解体し、新施設を建設する)を基本とし、更新スケジュール案を提示。新しいごみ焼却施設は27年4月稼働、粗大ごみ処理施設は30年4月稼働、汚泥処理施設は27年4月稼働を目指す。併せて他施設も検討し、最終処分場は30年4月稼働、し尿処理施設(前処理)は35年4月稼働、葬斎施設は未定として検討を進める。

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