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北陸工業新聞社
2018/08/22

【石川】来月4日に詳細設計開札/松任浄化Cし尿受入施設/白山市 

 白山市は9月4日、倉部町地内「松任中央浄化センターし尿・浄化槽汚泥受入施設詳細設計業務」を開札する。
 下水処理場である同センター敷地内で、し尿・浄化槽汚泥受入施設を整備する。今回の委託内容は、し尿施設の土木・建築・機械・電気工事に関する詳細設計業務一式。委託期間は19年3月20日まで。予定価格は3160万円。
 くみ取りなどで回収するし尿・浄化槽汚泥の処理を行っている松任衛生センター(白山野々市広域事務組合が運営、白山市倉部町地内)、手取衛生センター(手取川流域環境衛生事業組合が運営、川北町朝日地内)は供用後50年超が経過し、老朽化が著しい。
 このため、両衛生センターを廃止し、共同のし尿・浄化槽汚泥の受入施設と下水道への希釈投入施設等を松任中央浄化センター内に建設する。
 処理エリアである白山市、野々市市、能美市、川北町から搬入するし尿は、年間で計1万1600キロリットルを想定。集めたし尿については、処理水で薄めた上で水処理を行い、下水道処理の一元化を図る。
 し尿施設の工事着手は来年度を予定。21年秋の完成を目指す。総事業費に12億円を見込んでいる。
 基本設計については、オリジナル設計が担当した。

hokuriku