田中地質コンサルタント(田中謙次代表取締役社長)とグリーンコップ(長谷川雅雄代表取締役社長)は13日、鯖江市西袋町でドローンによる森林資源量の現地調査を実施した。2社と森林所有者、地区区長など13人が参加し、田中地質は資源量調査を、グリーンコップは木材買い取り、植栽計画などを担当した。
ドローンは対象地域の約80メートル上空を20分間飛行し、搭載されたレーザー計測器で調査。その後15分で森林の概要を解析した。データ精査は3〜4日で完了する。森林資源量と資産価値の把握が従来より短時間・低コストで可能となり、林業経済の再稼働と拡大化、および活性化に繋がると期待される。
田中社長は「将来は色々な立場の人達と連携して事業活動を広げていきたい」と意欲を示し、グリーンコップの担当する高嶋章敬氏は「このような調査結果をもとに最適有利な販路を拡大したい」と抱負を述べた。