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大阪府住宅まちづくり部は、大淀警察署など５署と、府営浜寺公園など５公園を対象に民間資金活用型ＥＳＣＯ事業（シェアードセイビングス契約）を導入するため、提案要請先として２グループを選定した。大淀警察署などは９月26〜28日、府営浜寺公園などは９月19〜21日に提案書を受け付け、いずれも11月２日に最優秀提案者を決定する。
　大淀警察署などの提案要請先は、東芝エレベータと日本電技をそれぞれ代表とする２グループ。提案では、省エネルギー率１％以上とし、執務室の蛍光灯ランプをＬＥＤ照明に改修する提案などの要件を設定。事業者の業務は、省エネ改修の設計・施工、ＥＳＣＯ設備の運転・維持管理、光熱水費削減の保証など。契約期間は最長15年。
　府営浜寺公園などの提案要請先は東芝エレベータを代表とする１グループ。執務室などの蛍光灯ランプをＬＥＤ照明に改修する提案を含める。事業者の業務は、省エネ改修の設計・施工、ＥＳＣＯ設備の運転・維持管理、光熱水費削減の保証など。契約期間は最長15年。
　府の民間資金活用型ＥＳＣＯ事業は、これまで府有施設84カ所で導入。平均で年間光熱水費８億９０００万円の削減と省エネ率26・７％の効果を上げている。
　対象施設の概要は表の通り。