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日刊建設タイムズ社
2018/08/13

【千葉】アセス方法書を縦覧/県県土整備部/北千葉道路の市川・船橋間/14日から来月13日まで

 県県土整備部は、国道464号北千葉道路(市川市〜船橋市)の環境影響評価方法書をまとめ、14日から環境影響評価方法書と要約書の縦覧を開始する。縦覧場所は県県土整備部都市計画課と沿線8市(市川市、船橋市、松戸市、柏市、鎌ケ谷市、白井市、八千代市、印西市)の各担当課。県のホームページでも公開する。縦覧期間は来月13日まで。また、今月25日から来月5日の期間で船橋市、松戸市、市川市、鎌ケ谷市、白井市の5か所で説明会を開催する。
 北千葉道路の西側区間については、県が昨年度から環境影響評価と都市計画の手続きに着手。本年1月に環境影響評価の手続きとして計画段階環境配慮書を公告・縦覧するとともに、都市計画手続きとして構想段階評価書の公告・縦覧を行った。環境影響評価方法書は、計画段階環境配慮書に対する一般、県知事、国交大臣などの意見を踏まえてまとめられた。
 対象事業区間は、未整備となっている、市川市の外環道から鎌ケ谷市までの約9qを含む市川市から国道16号までの約15q。
 西側区間については、国、県、沿線市で構成する北千葉道路連絡調整会議や、国、県、千葉市、高速道路会社で組織する県道路協議会で、道路構造や整備手法を検討。2016年度の会議で市川市〜鎌ケ谷市の約9qの区間について@一般部と専用部の併設構造とするA専用部は早期整備が可能な高架構造を基本とし、(仮称)北千葉JCTから約2qの区間は掘割構造とするB市川市から国道16号間の専用部は有料事業を活用する――などを確認。昨年度の県道路協議会で、市川市から小室ICの自動車専用道路は直轄事業と有料事業の合併施行とすることなどを確認している。
 環境影響評価の手続きは、方法書の縦覧、説明会などの後、関係市長と県知事に意見を照会し、環境影響評価方法を決定。その後、環境アセスメントを実施する。また、都市計画の手続きは8月に都市計画の概略案を決定。都市計画案の概要の公告・縦覧などを経て県の都市計画審議会に諮り、決定する。
 事業の内容と説明会の日程等は次の通り。
 【事業の内容】
 ▽事業の種類=一般国道の改築▽事業実施区域の位置=起点・市川市、終点・船橋市▽事業の規模=延長約15q▽道路の車線数=@市川市〜鎌ケ谷市自動車専用道路(専用部)4車線、国道(一般部)4車線A鎌ケ谷市〜船橋市自動車専用道路(専用部)4車線▽道路の設計速度=専用部80q/h、一般部60q/h▽道路の区分(種級)=自動車専用道路(専用部)第1種第3級、国道(一般部)第4種第1級▽構造の概要=地表式(盛土構造、切土構造)、掘割式(掘割構造)、嵩上式(高架構造)、地下式(トンネル構造)
 【方法書説明会】
 ▽8月25日15時〜=船橋市小室公民館2階第3・4集会室▽8月26日14時〜=松戸市東部市民センター4階ホール▽8月29日19時〜=市川市道の駅いちかわカルチャースペース▽9月1日14時〜=鎌ケ谷市総合福祉保健センター6階大会議室▽9月5日18時30分〜=白井市文化会館2階かおりホールk_times_comをフォローしましょう
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