白山市は9日、宮保町外1町地内「(仮称)白山総合車両所ビジターセンター基本計画・基本設計業務」を制限付き一般競争で開札し、1698万円で丹青社(東京)に落札した。
委託内容は、観光用の案内施設「ビジターセンター」の基本計画業務〜候補地、施設計画・規模・配置計画、展示計画、外観デザイン、事業・運営スキームの検討、協議資料作成、基本設計業務〜設計条件等の整理、法令上の諸条件の調査、インフラの調査、関係機関との打ち合わせ、概算工事費の検討など。委託期間は19年3月27日まで。予定価格は1844万円。
北陸新幹線白山総合車両所に隣接して整備が計画される同センターは、鉄道に関する資料館のようなイメージとなっている。新幹線関連の展示や鉄道技術、周辺の観光を紹介するほか、小中高生向けの体験学習などへの活用が見込まれる。