新潟県道路整備協会(会長・村山秀幸上越市長)、新潟県土木部は6日、「これからの新潟の道づくりを考える意見交換会」を新潟市内のANAクラウンプラザホテル新潟で開いた。
この日は、国・県の道路整備担当者と、県内の30市町村から首長や担当課長らが出席。冒頭、村山会長は「災害の復旧活動や物資輸送に道路は重要な役割を果たす。道路整備や維持修繕に手を抜いてはならない」と強調し、「県土の均衡ある発展へ新たな道路財源の設立や重要物流道路への早期指定、橋梁の強靭化など地方の声を国に挙げていく。道路整備に支援をいただきたい」と要請した。来賓の吉岡幹夫北陸地方整備局長は「予算を確保していくためにも皆さんの声を届けて、支援をしていく。社会資本は地域に残るもので、メンテナンスも大事になる」と述べ、今後も自治体と力を合わせていく考えを示した。
会は非公開で行われ、岩見吉輝北陸地方整備局道路部長による講演の後、鈴木力燕市長が「「ものづくりのまち・燕」を支えるみちづくり」、米田徹糸魚川市長が「糸魚川市における道路整備とその効果」と題して意見発表。引き続き、意見交換が行われた。