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北陸工業新聞社
2018/08/08
【福井】設備設計の社会的地位向上へ／日設事連（ＪＡＦＭＥＣ）に期待／一社福井県設備設計事務所協会／今後の課題や展望について聞く
一般社団法人福井県設備設計事務所協会の松山憲雄会長に業界の課題や展望を聞いた。
まず松山会長は昨年５月末発足の「一般社団法人日本設備設計事務所協会連合会（通称・日設事連ＪＡＦＭＥＣ）」に寄せる大きな期待から語り始めた。
この新組織は従来を継承発展させ、全国の各都道府県協会を単位会に改めることで「共通課題や要望を集約し、より統一した活動が可能になる」とメリットを強調した。
特に報酬面の改善にむけて強い関心を持つ。「設備事務所として建築士事務所の良きパートナーを担うよう、より良好な関係を構築し全体発展に向け前進していきたい」と意欲的。１５年６月改正の建築士法や１７年４月施行の建築物のエネルギー消費関連基準適合などで一定の成果はあるものの「依然、法律と現実の間には乖離がある」と課題も指摘する。
会長としては現実を受け止め、会員の高齢化や若手技術者不足も含めて諸課題に真摯に向き合う。「私たち設備設計の日設事連としては今後、日事連（一般社団法人日本建築士事務所協会連合会）のように、建築士法に定められた法定団体として、しっかり認められるように」と期待感を示し、全国的な動きも注視していく構えだ。
松山憲雄会長 ６９歳
環境システム設計代表取締役 福井市花堂東２丁目
（一社）福井県設備設計事務所協会会長４期目
（一社）日本設備設計事務所協会連合会監事３期目
まず松山会長は昨年５月末発足の「一般社団法人日本設備設計事務所協会連合会（通称・日設事連ＪＡＦＭＥＣ）」に寄せる大きな期待から語り始めた。
この新組織は従来を継承発展させ、全国の各都道府県協会を単位会に改めることで「共通課題や要望を集約し、より統一した活動が可能になる」とメリットを強調した。
特に報酬面の改善にむけて強い関心を持つ。「設備事務所として建築士事務所の良きパートナーを担うよう、より良好な関係を構築し全体発展に向け前進していきたい」と意欲的。１５年６月改正の建築士法や１７年４月施行の建築物のエネルギー消費関連基準適合などで一定の成果はあるものの「依然、法律と現実の間には乖離がある」と課題も指摘する。
会長としては現実を受け止め、会員の高齢化や若手技術者不足も含めて諸課題に真摯に向き合う。「私たち設備設計の日設事連としては今後、日事連（一般社団法人日本建築士事務所協会連合会）のように、建築士法に定められた法定団体として、しっかり認められるように」と期待感を示し、全国的な動きも注視していく構えだ。
松山憲雄会長 ６９歳
環境システム設計代表取締役 福井市花堂東２丁目
（一社）福井県設備設計事務所協会会長４期目
（一社）日本設備設計事務所協会連合会監事３期目
