香南市は、避難誘導標識整備に伴う実施設計を2019年3月20日までの期間で新晃総合コンサルタント(高知市)に委託した。工事は19年度に着手し、2カ年程度での整備完了を目指す。
市内全域の370カ所へ避難場所・避難場所への経路を示す標識を設置する。17年度に策定した基本計画によれば、幹線道路沿いや住宅街・高台入り口の最終分岐点などを対象に誘導標識315カ所、場所標識55カ所を計画しており、両側設置を含め計598枚を設置する方針。
設置に当たっては、自立柱・添加式や共架型・貼り付け型などを設置箇所によって使い分け、場所によってはソーラー照明も設置する。すべての標識に蓄光機能を持たせる。発注方法については、先行して制作のみ発注し、完成した物から順次設置を発注する方式などを検討しているが、詳細は未定。制作・工事費は1億8000万円〜2億円を見込んでいる。
提供:建通新聞社