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建通新聞社(中部)
2018/08/03

【愛知】国交省名四国道 豊田南BP橋梁設計開始

 国土交通省名四国道事務所は、国道155号豊田南バイパス(BP)で、国道155号(現道)との接続部に架かる橋梁の設置に向けた設計を東京建設コンサルタント(名古屋市中区)に委託した。2019年3月8日までに設計成果を得て、工事発注に備える方針。
 豊田南BPが豊田市逢妻町4丁目付近で接続する際、国道155号側に右折レーンなどを設ける必要があり、取り合いで必要となる逢妻新橋の詳細を決める。同橋は橋長16・4bで、PC単純プレテンションスラブ桁橋。車道橋の西側に人道橋を設ける計画。
 設計業務では逢妻新橋の他、県道284号宮上知立線との交差部(小清水小学校西側)に設置する歩道橋の設計も行う。中路式単純鈑桁橋で、延長は約30b、幅員は3b。斜路付き階段で、折り返しは1段。
 豊田南BPの工事中区間にある主な構造物は、宮口橋(橋長約78b)、横山橋(同約70b)、宮口地区の横断市道ボックスカルバート、豊田西BP交差部付近の掘割部がある。本年度は、2橋の下部工とボックスカルバート工、掘割部の施工を進める計画。掘割部は、豊田西BP交差部から宮上知立線交差部までの全体延長約600b。そのうち約300bで構築を完了させている。
 同バイパスは、豊田市駒場町〜逢妻町までの延長12・9`。そのうち、豊田西BP接続部までの9・2`区間が開通(暫定2車線供用を含む)しており、豊田西BP交差部から国道155号交差部までの延長3・7`で事業を展開している。

提供:建通新聞社