掛川市は、文化会館シオーネ(大坂7373)の北西にある民有地を大坂・土方工業用地(西工区)として造成し、企業誘致を計画している。環境影響調査と基本設計をフジヤマ掛川営業所(掛川市)が2019年9月納期で進めている。
大坂・土方工業用地は、全体面積約20f。西工区(12f)と東工区(約5f)、南工区(約3f)から成る。西工区から造成に着手し、工区内を約5fと約7fに分割して販売する予定。西工区の概算事業費は21億円を見込む。2区画について、すでに製造業2社から購入申込書が提出されているという。19年度に実施設計と用地買収を行い、20年度から22年度に造成工事を行う。同時に進出企業への売却も進める予定だ。東工区と南工区については今後開発時期などの検討を進めていく。
開発地は掛川市大坂4815ノ2他。同地区は14年度に内陸フロンティア推進区域に指定されている。
提供:建通新聞社
(2018/8/6)
建通新聞社 静岡支社