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　徳島県は、社会福祉施設等施設整備補助金を活用し、必要性・緊急性の高い共同生活援助の事業を行う県内事業者を支援するため、精神障害者を主たる対象者とした共同生活援助を実施する住居（グループホーム）の建設費を補助することにした。本年度の国庫補助協議に向けて整備計画の募集を８月から開始しており、県内の医療法人・社会医療法人・社会福祉法人を対象に８月31日まで申請を受け付けている。
　県は「県障がい者施策基本計画」に基づき、計画的な障害福祉サービス事業所の整備を推進している。長期入院精神障害者の地域移行を進める際には、住まいを確保するためのグループホームを整備していく必要があることから、新設に要する建築費・設計費を補助することにした。補助金上限は２２５０万円。計画では１案件のみ採択することにしている。事業者は、着工までに県内に建設地を確実に確保する必要がある。
　事業者については、県社会福祉施設等施設整備費補助事業審査委員会運営要領に基づき、同審査委員会により応募書類を審査し、９〜10月中には決定する運び。選定を受けた事業者は、今後国庫補助協議等の手続きを経て２０１８〜19年度で整備を進めていく計画。

提供：建通新聞社